≫平成17年12月29日

 激動の一年がまもなく終わろうとしています。今年の皆様のご支援に心から感謝致しますとともに、来年もよろしくお願い申し上げます。
 今、耐震強度偽装問題が大きな関心を集めています。私達の安全・安心の根幹に関わり、日本の経済社会のあり方にも重大な疑問を投げかけるこの問題に、我々は与党として全力で取り組まねばいけません。
 自民党はこの問題につき、副幹事長の先生方を中心としたプロジェクトチームで対応しており、その現場作業を担うワーキングチームとして、早川忠孝代議士を座長とし、私を副座長とした組織が結成されています。このワーキングチームのメンバーには、私達以外の弁護士や公認会計士、不動産実務のエキスパート、衆議院国土交通委員などが入っており、連日精力的にヒアリングや現地調査を行っています。専用のホームページ(http://www.geocites.jp/taisin-gisou)も開設し、12月19日、同26日と、二回の緊急提言も発表しました。自民党は証人喚問に慎重であるなどという批判もあるようですが、私達ワーキングチームは率先して証人喚問に臨み、真相の究明を通じて今後の問題解決・再発防止のための政策形成を行って参ります。


≫平成17年12月5日

 本日、40歳の誕生日を迎えました。不惑と言われる年齢に恥じないよう、自覚を持って今後とも努力して参ります。
 12月3日、衆議院決算行政監視委員会で実施した6日間の海外視察から戻って参りました。規律の厳しさで知られるシンガポールと、著しい経済発展を遂げながら日本からのODAの適正性につき国会で取り上げられたことのあるマレーシアです。行政府が強力なリーダーシップを取って改革に取り組んでいる両国のあり方は大変参考になりました。今後の職務に生かして参ります。


≫平成17年11月24日

 昨夜、衛星放送朝日ニュースターのテレビ番組「猪瀬直樹の月刊ニュースの深層」に出演しました。放送日時は11月26日(土)の午後10時から2時間です。日本の財政再建をどう図っていくかというテーマで、第一部は自民党政調会長中川秀直先生へのインタビュー、第二部は自民党の木原誠二衆議院議員、民主党の浅尾慶一郎参議院議員、経済産業研究所の小林慶一郎氏と私とのディスカッションという形式でした。私としては、弁護士出身で決算行政監視委員会の理事ということもあり、行政のチェックや公務員法制のあり方という点に重点を置きたかったのですが、猪瀬さんは政府系金融機関の再編と国の資産処理に焦点を絞って話を進めていました。ただ、私にとっても大変有意義な企画であり、こうした出演の依頼が来ることを光栄に感じています。
 ちなみに今月号のGQジャパンの「ビジネスブックス オブ ザ イヤー」という特集でも私の記事がありますので、ご覧いただければ幸いです。


≫平成17年11月5日

 異例の長さだった特別国会はようやく閉会しました。議会の構成が大きく変化し、あれだけ難産だった郵政民営化関連諸法は無事成立しました。しかし難題山積の国会だったと思います。何と言っても700兆円を遙かに超え、今なお増え続ける国の借金をどうするかが最大の課題です。歳出のうち、国債の元利払いにあてる費用を除けば3分の1が社会保障関連支出であり、少子高齢化が進む中でさらにこの額は増え続けています。10月31日に成立した障害者自立支援法は、障害を持つ方々の就労などを支援しつつ、受ける福祉サービスの1割を負担していただくというもので、持続可能な障害者政策のために不可欠な法律でした。同様に、医療のあり方につき現在積極的に議論を進めています。無論、公務員の制度や給与のあり方を見直す作業も行っており、批判の多かった議員年金については、反対の諸先輩もおられましたが私は廃止論の先頭に立っていました。政府系金融機関の機能も大幅に民間に移し、最小限必要なものも整理・統合しなければいけません。今度私は衆議院決算行政監視委員会の理事を拝命しましたが、徹底した歳出チェックを行い、結果を今後の予算編成に生かす努力をしていきたいと考えています。
 これ以外にも党内で、外交問題では海洋権益の中国との関係などを議論し、教育問題ではニート対策、経済問題では会社のガバナンスの問題等につき、積極的に発言しております。農業に関しても、関係者の方々から当面の諸課題に関するヒアリングを行いました。所属する衆議院憲法調査特別委員会では憲法改正国民投票のあり方につき提言を重ね、衆議院法務委員会では共謀罪の創設等を内容とする条約刑法の問題点を指摘致しました。とにかく大変多忙な国会であったと言えましょう。個性豊かな新人議員の方々が大勢誕生し、理不尽な既得権益の擁護を内容とするような発言は影を潜めました。激動の政治状況において、今後もしっかり改革を進めていくことをお誓い申し上げます。


≫平成17年9月22日

いよいよ特別国会が始まりました。私は昨年の補欠選挙で初当選したため、特別国会・首班指名は初めての経験です。小泉総理に投じられた340票(479票中)の数に驕ることなく、財政再建や教育改革・社会保障改革などの重要課題に真摯に取り組んで参ります。
自民党にエネルギッシュな新人議員が大勢加わり、私の本会議場での座席の位置は本来なら4回生くらいの方が座るかなり後ろの席となりました。少しでもその席の位置にふさわしい仕事をしなくてはいけないと痛感しています。


≫平成17年9月15日

皆様の本当に熱いご支援により、再び当選させていただきました。心からお礼申し上げます。今回の選挙戦では皆様の改革に対する大きな期待を肌で感じることができ、それが全国レベルでの勝利につながったと思います。今回、所沢市から連立与党では自民党の並木正芳候補と公明党の長沢広明候補が比例選で立候補されており、並木候補は見事当選を果たされましたが、長沢候補は大変残念ながら当選に至りませんでした。引き続き連立政権の発展を図りつつ、並木先生と共に、所沢から日本を変えるため、全力を尽くして参りたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。


≫平成17年8月17日

8月8日、参議院で郵政民営化関連法案が否決され、同日衆議院が解散されました。その後、自民党執行部が法案反対議員の選挙区全てに対抗馬擁立の動きを見せていることが波紋を呼んでいます。しかし、本当に本法案の是非を国民に問うための解散であれば、やはり賛成する議員を立てて有権者に選択肢を提供するのはやむを得ないのではないでしょうか。7月5日付けで書いたとおり、本法案は日本の将来を左右する大変重要な法案です。16日に出された民主党のマニフェストでは、公社を維持したまま郵貯預入限度額を引き下げる案が提示されていますが、これでは郵政公社の経営悪化に拍車がかかり、従業員の雇用が確保できなくなるか公費投入が必要になるかのどちらかです。限度額オーバーとなる預金者も戸惑うでしょう。今あるネットワークを最大限活用するのが自民党の民営化案で、民業圧迫の懸念にも、逆に利用者の便益に反するサービス縮小の懸念にも、ともに配慮した工夫を凝らしているわけですから、民主党マニフェストとどちらが優れているかは明らかでしょう。完璧な法案ではないかもしれません。しかしその緊急の必要性からすれば、成立させて随時見直しを行っていくことが不可欠なのです。本当に構造改革を実現できるのは、新しい私達のグループであることを皆様に訴えつつ、これからの戦いに挑んで参ります。


≫平成17年8月2日

私が所属する「真の人権擁護を考える懇談会」の会議が開催されました。法務省が今国会に提出を目指した「人権擁護法案」は、人権委員会という法務省の外局が、市町村長の意見を聞いて委嘱した人権擁護委員を使って、人権侵害や差別をなくしていこうというものです。しかし法案には様々な問題があり、このままでは人権の美名のもとに他者の人権が侵害されてしまう危険性があると思います。慎重な取扱いを求めた私達の活動が効を奏し、法案の今国会への提出は見送られました。今後もしっかりとしり検討を続けて参ります。


≫平成17年7月5日

本日の本会議で、郵政民営化関連法案が可決されました。5票という僅差で正直ドキドキしました。私は郵政民営化に関する特別委員会の正式なメンバーであり、また、昨年来紙芝居などを通じてもこの法案の成立に必要性を訴えてきました。民営化によって、郵便局で働く方々の創意工夫が生かされ、国民生活が豊かになるとともに、340兆円という郵貯・簡保の資金が官から民へ流れるきっかけが生まれます。とても大きな改革ですから、今のうちに梶を切り始め、長い時間をかけて慎重に行わなければいけません。参議院での可決を経て実現することを期待しています。


≫平成17年4月25日

 昨日の補選で自民党が2議席を獲得しました。特に宮城2区は、昨年の私に続き、公募候補の秋葉賢也さんが接戦を制し、まさに政治改革の大きな流れが始まったと実感しました。今日はJR西日本福知山線で大きな脱線事故のニュースも飛び込んで来ています。きちんと迅速な対応が取れる政治でなければいけないと思っています。


≫平成17年4月23日

 再び朝日ニュースターのテレビ番組「バトルポリティカ 政治に渇!」に与野党の新人議員8名と共に出演しました。年金、BSE、郵政などの具体的問題や今後のビジョンにつき討論しました。こうした出演者が多い番組だと1人の活する時間が限られるので要領よく言いたいことをまとめる能力が必要になってきます。また、積極的に発言しすぎると出しゃばった感じになってしまい、バランスを取ることの難しさがわかります。


≫平成17年4月1日

 皆様に国会に送っていただいてからあっという間に一年が過ぎました。この間、経済も社会も猛烈なスピードで変化しています。政治はこうした動きに俊敏に対処しなくてはいけません。「守らなくてはいけないもの」は何なのか。「変えなければいけないもの」は何なのか。後者については「どのように変えていく」のか。きちんと見極めていきます。
 新人の国会議員の発言・活動も、大きな波となって党やマスメディアを動かし、政策決定に影響する時代になりました。また、私が第一号となった自民党の全国公募が、各地に広がる動きを見せています。まさに、「埼玉8区から政治が変わりつつある」のです。この流れをどんどん大きくしていきましょう!
 今の社会の活力を奪っているのは、何と言っても少子高齢化と財政赤字です。年金・介護・医療の負担を押さえ、景気浮揚を図るため、これらの問題にしっかりと対応していきます。子育てのコストを下げる工夫や、税金・保険料の使い道を見直すなどの改革を進めます。
 環境問題ももはや避けて通ることはできません。地球温暖化は自然破壊を促進し、災害を続発させています。炭酸ガスを排出しない燃料の拡大、環境配慮型の電気機器・車両の普及、廃棄物の減少・リサイクルの促進などの対策に取り組みます。
 お年寄り等を相手にした詐欺、数々の凶悪犯罪や企業不祥事の報道に接するたびに、私が議員になる際に公約に掲げた「公正なルールの確立」と、教育改革の重要性を思い知らされます。また、今の豊かな社会では難しいことかもしれませんが、「困難に耐えて目標を目指す」ということの尊さを今一度見直し、将来世代に活力を取り戻します。
 国際社会にも、「力」でなく「理」を重視する共通の理解を深めていくために尽力します。国際刑事裁判所の創設や国連改革など、難しい課題だとは思いますが、取り組んでいきます。無論、併せて内外の危機管理も充実させていきます。


≫平成17年3月15日

 「今泉雲海のこの人達と語る」というケーブルテレビの番組に、平沢勝栄先生と民主党の原口一博先生と共に出演しました。郵政、ライブドアの問題や北朝鮮、中国などへの対応についての討論となりました。二人の論客を相手に私も一生懸命頑張ったのですが、埼玉では地上波で見られないのが残念です。


≫平成17年3月10日

 今日、朝日ニュースターのテレビ番組「政策真髄」の録画撮りが党本部で実施されました。出演は与謝野馨政調会長と、葉梨泰弘、宮下一郎、山際大志郎各先生、そして私という新人議員4人です。小泉改革の評価や今後の政治課題について真剣に議論しました。本格的なテレビ出演は初めてだったのでやや緊張はしましたが、思ったことは伝えられたと思います。放送は12日7:10、13日23:10、15日5:10からそれぞれ50分です。


≫平成17年2月26日

 小池百合子環境大臣をコピス三芳にお招きして、時局講演会を開催しました。発効したばかりの京都議定書に関する諸課題や外交問題などについて充実したお話をしていただき、併せて私からも、国の経済・教育・治安の問題や地域の廃棄物処理施設の問題などについて心をこめて語らせていただきました。幸い参加して下さった方々の評判も上々で、これからもこうした機会が数多く持てればと思っております。


≫平成17年2月5日

 昨夜コピス三芳において、JAいるま野の主催で、中野清先生の秘書の方や民主党の小宮山泰子先生と、これからの農業について討論しました。地産地消の促進、担い手の育成、平地林などにかかる税制の見直しなど多くのテーマが取り上げられ、会場からも活発に質問をいただきました。この経験を今後の政治活動にしっかりと生かしていきます。


≫平成17年1月1日

「新年のご挨拶にかえて」
 あけましておめでとうございます。
 皆様のおかげで国政の場に出てから八ヶ月、無我夢中で頑張ってきました。私がしっかり仕事をすれば、自民党は私を候補者にする際に用いた公募制度を今後も積極的に推進するでしょう。開かれた政党となるために望ましいことだと思います。
 ちなみに民主党も候補者の公募を行っていますが、今後応募しようとする方は、どういう基準で政党の選択をすればよいのでしょうか。政権交代の可能性が高いと言われる二大政党化が進む中、ともすると「現政権がいいか悪いか」というだけの基準で選択がなされるように思います。しかし、候補者は理念や政策を掲げて立候補しているわけですから、本来選択の基準は政策であるべきです。同様に有権者の皆様にとっても、投票は政策の選択となった方が望ましいと思います。
 しかし現実には、自民党と民主党の基本的な政策の違いはなかなか見えてきません。アメリカでは、共和党が「減税」を有権者にアピールするのに対し、民主党は「高福祉」を有権者にアピールしています。すなわち、共和党は、企業の自由な活動を極力確保して、努力が報われる社会を理想とするのに対して、民主党はむしろ、競争の勝者をある程度犠牲にしてでも恵まれない人達の福祉を充実させて平等を図るのを理想としているのです。ここで重要なのは、「減税」と「高福祉」を同時に掲げることができないことです。そんなことをすればたちどころに国の財政は破綻してしまいます。しかしこれまでの自民党は、政権を維持したい余りに、色々理屈を付けてこの二つを同時に掲げてしまい、その結果七百兆円を超える国の借金を作ってしまいました。これによって、将来の我々の子供達につけを残すとともに、政策の他党との違いを曖昧にしてしまったのです。
 今後の政権は、この借金を解消しなくてはいけません。しかし、速やかに解消するためには、「増税」と「低福祉」と同時に行わなければならず、それを過度に進めると国民の生活は混乱してしまいますし、選挙に勝つことも極めて困難となってしまいます。私は、今後の国のあり方として、恵まれない方には一定の配慮をしながらも、ルールが公正であることを前提として、努力が報われるという価値にどちらかというとウェイトを置くことにより、借金の軽減を少しずつ進めていくべきだと考えています。これからは自己責任の価値が重要だと思うのです。皆様のご理解をお願い致します。
 今年一年が、皆様にとって素晴らしいものであることをお祈り申し上げます。